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2008年8月の4件の記事

2008-08-28

八重洲の路地と猫

 東京駅八重洲口から徒歩3分、まだこんな路地がある。
 20年くらい前は、日本橋や京橋にも、こうした路地がいくつもあって、飲み屋や小料理屋が軒を連ねていたものだった。道の中央には、かつてどぶが流れていたのだろうか。

八重洲の路地

 なんでも昔がよかったというつもりはないが、どこもかしこも隅から隅まで明るくなって、陰影が乏しくなったのは確かである。
 この路地もいつまでこの姿で残るだろうか。数年後には、おしゃれなビルが建っているかもしれない。

八重洲の猫

 その路地で見かけた猫。ちょっと緊張させてしまった。目をまん丸にしている。
 まるで梅雨のような今日このごろ、あまり散歩には向いていない日々である。

2008-08-23

池袋・東亜珈琲館閉店

 池袋駅東口、カメラのさくらやとキンカ堂にはさまれたあたりには、ごちゃごちゃとした店舗が軒を連ねているが、そのなかに、この東亜珈琲館はある。

東亜珈琲館

 今から20年以上前、大学時代の友人に連れて行かれたのが最初だが、店内が広々としていて、当時でさえすでにクラッシックな雰囲気がしたものだった。
 古きよき喫茶店である。 しかも、コーヒーがうまい。
 タバコの煙はあっても(数年前から禁煙席ができたが)、客のおばちゃんが騒がしくても、椅子のカバーがビニールであっても、なぜかくつろげる店である。
 出先での仕事の帰り、よくこの店に立ち寄ってパソコンに原稿を打ち込んだものだった。

東亜珈琲館

「だった」というのは、今月8月いっぱいで閉店してしまうのだ。先日、立ち寄ったときに、トイレに貼ってあった張り紙で知った。ビルに建て替えるらしい。
 また1つ、のんびりできる喫茶店がなくなってしまう。

 確かに、新しくておしゃれな喫茶店はある。でも、椅子の形はしゃれているものの、長時間座るのには苦痛である。テーブルも小さくて、パソコンの作業がしづらいようになっている。
 また、どこか居場所を探さなくちゃね。

2008-08-17

小さな城砦都市:カステルフランコ・ヴェネト

 北イタリアには、せいぜい数百メートル四方という、小さな小さな城砦都市がいくつかある。
 このカステルフランコ・ヴェネト(Castelfranco Veneto)もその一つだ。
 周囲を堀に囲まれており、現在でも堀にはちゃんと水がはいっている。

カステルフランコ・ヴェネトの塔

 だが、地図や航空写真では、おもしろい形をしている町だとわかるのだが、地上から撮ると、何の変哲もない町になってしまうのである。というわけで、グーグルの航空写真を見ていただきたい。
 カステルフランコ・ヴェネトの航空写真
 ね、おもしろいでしょ。

 鉄道駅からは歩いて15分ほど。バスターミナルは、駅とは反対側に歩いて10分ほどである。
 バッサーノ・デル・グラッパからは列車、アーゾロからはバスの便がある。

カステルフランコ・ヴェネト

 ついでながら、ほかの小さな城砦都市の航空写真も。
 パルマノーヴァ(Palmanova)の航空写真
 チッタデッラ(Cittadella)の航空写真

 というわけで、2008年北東イタリアの旅(総集編)はこれでおしまいです。
 ご愛読ありがとうございました。もちろん、ブログは続きます!

2008-08-04

階段の上の旧市街:コネリャーノ

 今回の旅では、ほんの短い滞在でも印象に残った町がいくつもあった。
 ヴェネト州のコネリャーノ(Conegliano)もそんな町の一つだ。

コネリャーノの「階段」

 マニアーゴからベッルーノに向かう途中、コネリャーノで列車の乗り換え時間が40分。荷物預かり所はなかったが、ゴロゴロと荷物をひきながら駅周辺を探索してみようと思い立った。
 そして、駅前広場から伸びる道を約200メートル。上の写真のような階段に突き当たる。

 階段の上は、いかにも博物館の入口か、あるいは市役所か銀行のような施設の入口になっていそうな雰囲気である。
 警察だったら嫌だなと思いつつ、おそるおそる階段を上ってびっくり。

コネリャーノの旧市街入口

 なんと、目の前には、上の写真のような風景が開けたのである。そこは旧市街の入口だったのだ。
 昼休みどきでもあり、あまりの暑さもあって、ほとんど人通りがなかったのもまた、不思議な気分をいやましにしてくれた。
 広場の正面は劇場、右側には市役所の庁舎があった。

ドゥオーモの鐘楼

 背後は丘になっていて、その頂上には古城と公園と博物館があるのだとか。
 そこまで行く時間がないとなると、行きたくなるのが人情というものである。

 また、宿題が増えてしまった。
 こうして、イタリアに来る言い訳が積もっていくのである。

 最後の写真は旧市街にあるドゥオーモの鐘楼。
 このポルティコと鐘楼を見ていると、やはりヴェネツィアの近くにあることを実感させられる。

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