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2008-06-26

トリエステの南の端:ムッジャへ

 23日の月曜日は、ちょっと足を伸ばしてトリエステまで行ってきた。
 行くつもりはなかったのだが、前回の訪問(といっても1985年のこと)でやり残したことがあったからだ。
 それは、市内のオーベルダン広場から郊外のヴィッラ・オピチーナ(Villa Opicina)に向かう路面電車に全線乗ること。

トリエステの路面電車・ヴィッラ・オピチーナにて

 しかも、これは並みの路面電車ではない。途中から後押しがくっついてケーブルカーに変身するという優れものなのだ。
 途中で電車がストップして始発駅まで逆戻りをするハプニングもあったが、まあ、これについて書いていると長くなるので、そのうちに。

 さて、トリエステを再訪して気がついたが、いままで見たイタリアの大都会のなかで、もっとも落ち着いている町だと思う。

トリエステの中心部

 まず、建物がデカくて装飾が凝っている。人びとは中欧・北欧系と見える人が多く、立ち居振る舞いがなんとなくおだやかである。信号がよく守られている。町の中に本屋が多く、その入口に地元にゆかりのあるウンベルト・サーバ、イータロ・ズヴェーヴォ、ジェームズ・ジョイスなどが並べられて、実にインテリ臭かったりする。
 イタリアの刺激に疲れたら、たまにはこんな町でのんびりするのもいいのかも。まあ、本当に穏やかかどうかは保証の限りではないが。

 ところで、わざわざトリエステまで来たのだからと、さらに南下してスロベニア国境目前にあるムッジャ(Muggia)という町まで足を伸ばしてみた。市内バスで約40分ほどのところにある。

ムッジャのドゥオーモと広場

 ガイドブックには、完璧なヴェネツィア風の港町と書いてあったが、小さな旧市街の中心に小さな広場があるところは、南部プーリア州のチステルニーノを思い出させた。かつては、ダルマチア地方の港として栄えたのだろう。
 現在はトリエステの市内に組み込まれている。おかげで市内バス料金1ユーロで行けるのがうれしい。

ムッジャの海岸通り近く

 海の幸を扱うレストランも多かったが、胃の調子がイマイチだったので断念した私である。その代わりに、ワインバーで地元のワイン2杯とつまみを食べた。
 もちろん、晩飯はウーディネに帰ってたらふく食べたのであるが。

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コメント

おかしな路面電車でしょう?
行きはアメリカ人の団体観光客、帰りはドイツ人の団体観光客と乗り合わせました。
すでに観光名物らしい。

ドゥオーモはムッジャの中心の広場にあります。
それにしても、トリエステ駅前の中心部から普通の市内バスで40分はきつかった。
しかも込んでいて立ちっぱなし……トホホです。

途中から後押しがくっついてケーブルカーに変身する路面電車!?鉄道にはまったく興味がない自分でも惹かれます、それは。ドゥオーモもなんか妙に惹かれる

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