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2008-06-23

ミラノの夜

 緯度が高いのと夏時間とで、午後8時を過ぎても明るいミラノ。しかも気温32度というおまけつきであった。
 翌朝は早いけど、やっぱりドゥオーモにあいさつしないと気が済まないので、地下鉄で出かけた私である。
 すると、ドゥオーモ前広場には大きな画面がしつらえてあり、サッカーのユーロ2008のロシア・オランダ戦をやっているではないか。イタリアがもしスペインに勝っていたら、この勝者であるロシアとやっていたわけだ。

ミラノのドゥオーモと路面電車

 この写真は、ドゥオーモを背景にして動く路面電車を撮ったのだが、やっぱりブレていた。当たり前か。

 サッカーが終わって人が減るかと思ったら、ますます人が出てくる。
 地元の若い女性も多いし、なんかゆるい感じ。昔のほうが危なっかしかったなあ。個人的にはミラノにはいい思い出があまりないのだが、それも時がたってしまえば笑って思い出せる……かな。

カフェテラスで食事

 賑わいに乗せられてしまい、適当に座って晩飯代わりにパニーノを注文する。
 旅行のはざまの時間なんだけど、案外、こんな瞬間のほうがあとでよく記憶に残っていたりするものだ。逆に、まったく残らないときもあるけどね。

 翌22日は5時に起きて飛行機で移動する予定になっている。11時過ぎに赤ワインなんか飲んでいていいのだろうか。

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イタリアの旅 北から南まで」カテゴリの記事

コメント

Pentaさん
そう膳所も行ったんですよ。
で、イタリアはミラノ以外はあまりなじみのない町ばかりかもしれません。

アトムズさん
着いてからずっと、南以上に暑いです。
今回は10日だけの(「だけ」なんて言うとみんなに嫌がられるのですが……)旅なので、ある程度予定を立てなくてはならず、毎晩悩んでいます。

もう、ミラノ到着ですか。
早いですね。(笑)

僕がミラノに行ったのは、もう8年前なんですね。
今のイタリア、どうなっているか読むのが楽しみです。

PS:下の方に膳所のことが書かれてありましたね。
全然知りませんでした。
失礼しました。(苦笑)

 駄菓子さん。今年の帰郷は早いですね(^_^;)。南は暑くても夏の方が良いなと思いつつ、最近は冬しか行けないので、なかなか南へ行けなくて残念です。
 またまた、イタリア熱が甦りそうな写真、素敵ですね。目の毒ですぅ〜(^_^;)。ミラノのドゥオーモの夜景はなかなか上手に撮れないんです。三脚立て頑張っているのに。駄菓子さんは流石ですね。
 取りあえず、ドゥオーモに「挨拶」って言う気持ち、良く解ります。「見に行く」のではなくて「挨拶」なんですよね。ミラノ、フィレンツェのドゥオーモ、ヴェネツィアのサンマルコ寺院は、着いた時と発つ前には必ず挨拶に行きます(^_^)。
 また、暫く楽しませて頂けそうで嬉しいです。

なんと、ミラノよりもパレルモのほうが涼しいようです。
いまは、スロベニアとの国境近くをうろうろしています。
トリエステにちっとも近くないトリエステ空港に着きました。

おっ、ikeさんも行動開始ですか! 夏?

ミラノでもう気温が32度ですか。暑いですね。
到着初夜というのは、確かに記憶に残っていることが多いです(それと、バスや電車が来なくて、途方にくれてるときの待ち時間とか)。

バスではなく、飛行機ということは、やはり進路は南なんでしょうか。
あ、そういえば私、先日レッチェのホテルを予約しました。

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著書

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  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
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