鶴見線・昭和と浅野
風邪をこじらせてブログの更新もできなかったが、仕事はほどほどにやっていた。
そんなある日、鶴見線昭和駅(神奈川県)近くのとある会社に行く用事ができた。
昭和駅には駅員はいないが、こんなクラシックな装いの素敵な駅だ。
このあたりは京浜工業地帯の中心で、工場ばかりが並んでいるけれど、この駅がちょっとしたオアシスのように感じるのは私だけか。
まあ、これだけ工場が林立していると、それはそれでおもしろい車窓ではあるが。
次の写真は、同じ鶴見線にある浅野駅。駅構内で、線路が2方向に分岐しているので、2方面のホームが離ればなれになっているのがおもしろい。
駅舎はプレハブ風のそっけないものだが、ホームをよく見ると、こうした昔の雰囲気が残っている。

ちなみに、駅名の昭和は近くにあった昭和肥料(現・昭和電工)の社名からとったもので、浅野は浅野財閥に由来している。確かに、もとは何にもなかった場所だから、そうした名前を付けるしかなかったのだろう。
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