鶴見線・昭和と浅野
風邪をこじらせてブログの更新もできなかったが、仕事はほどほどにやっていた。
そんなある日、鶴見線昭和駅(神奈川県)近くのとある会社に行く用事ができた。
昭和駅には駅員はいないが、こんなクラシックな装いの素敵な駅だ。
このあたりは京浜工業地帯の中心で、工場ばかりが並んでいるけれど、この駅がちょっとしたオアシスのように感じるのは私だけか。
まあ、これだけ工場が林立していると、それはそれでおもしろい車窓ではあるが。
次の写真は、同じ鶴見線にある浅野駅。駅構内で、線路が2方向に分岐しているので、2方面のホームが離ればなれになっているのがおもしろい。
駅舎はプレハブ風のそっけないものだが、ホームをよく見ると、こうした昔の雰囲気が残っている。

ちなみに、駅名の昭和は近くにあった昭和肥料(現・昭和電工)の社名からとったもので、浅野は浅野財閥に由来している。確かに、もとは何にもなかった場所だから、そうした名前を付けるしかなかったのだろう。
« 『国鉄風景の30年』から(その2) | トップページ | 『私の日本地図』 »
「ニッポンぶらぶら歩き(東京、沖縄以外)」カテゴリの記事
- 夕刻に訪れた伊予長浜 瑞龍寺(2023.08.27)
- 予讃線(海線)に乗って伊予長浜へ(2023.08.14)
- 豪壮な家並みが残る内子の町(2023.08.08)
- 松山市内で乗り物三昧とぶらぶら散歩(2023.08.03)
- 八幡市保内町の川之石地区をぶらぶら(2023.07.29)
「鉄道、乗り物」カテゴリの記事
- 南チロルからエミリア-ロマーニャへ移動(2023.11.15)
- カルダーロでメンデル峠の長大ケーブルカーに乗車(2023.11.10)
- 本家「チロル」のチロル城を目指して(2023.11.05)
- ボルツァーノの高原を走る軽鉄道(下)(2023.11.03)
- ボルツァーノの高原を走る軽鉄道(上)(2023.11.01)
コメント