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2008-04-03

『国鉄風景の30年』

 自著の宣伝です (^^;;
 とうとう復刊しました。『国鉄風景の30年』。「写真でくらべる昭和と今」という副題が付いているように、私が学生時代に撮りだめていた鉄道風景の場面を再訪し、できるだけ同じアングルで撮影して比較したものです。
 いわゆる定点写真というやつ。

表紙

 じつは、昨年11月末に山海堂という出版社から発売されたのですが、なんとその版元が12月3日に倒産、そのまま解散してしまいました。
 この出版社にはそれまで4冊ほど鉄道関係の本を出してお世話になっていたので、非常に残念なことです。

 その後、おかげさまで縁あって、今回の技報堂出版からの復刊(再版)となりました。

 しかし、昔をしのぶ内容も去ることながら、刊行直後に版元倒産というドラマ(?)がウケたのか、1月11日(覚えやすいゾロ目の日)の日本経済新聞朝刊には、なんと文化面にデカデカと顔写真入りで紹介され、信じられないほどの大きな反響を受けました。

 その後、週刊朝日2月22日号(これもゾロ目の日付)のグラビアにも7ページにわたってカラーで紹介され、「ああ、いま手元に本があれば、ヒジョーに売れるのに」と、切り干し沢庵ならぬ切歯扼腕しておりました。

 まあ、そんな内輪の話はともかく、お手にとってごらんくだされば幸いです。
 日本全国をまわっていますので、「うちの近くの駅だ」「故郷のそばだ」ということがあるかと思います。
 なお表紙に見えるのは、左側が清水港線(いまは廃止)の三保駅(静岡県)、右側が筑豊本線鯰田駅(福岡県)の今昔です。

(発行:技報堂出版、著者:二村高史、定価:1600円+税、初版発行:2008年3月25日、ISBN978-4-7655-4458-0)
 アマゾンのページは ここ

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コメント

ikeさん、ご注文ありがとうございます。
イタリア鉄道版ですかあ……Sud-Est鉄道ならできるかも!
買う人がどれだけいるかわかりませんが。

日本の町並みは新旧の対比がおもしろいんですが、イタリアの場合はあまり変わりませんよね。
もちろん、それがいいんですけど。

先ほど発注しました。
このブログでも、各地の過去と現在の写真を拝見させてもらってますが、対比がおもしろいですよね。

あと、イタリア版鉄道ものも期待してます。

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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