金沢・街歩き概論
先週末は、2泊3日で金沢滞在。ここ数年、年に1回くらいのペースで金沢にやってきている。
私にとって金沢の魅力は、一に散歩が楽しい、二に独自の文化的な雰囲気がある、三に飲食店が充実しているということにある。
実は、この三つの要素をすべて満たしている町というのは、なかなかないものだ。
反論を承知で独断を言うと、私にとってこの三つの要素を満たしている町のベスト3は、金沢のほか、神戸と那覇である(順不同)。
もちろん、ほかにもいい町はたくさんあるけどね。
さて、その金沢であるが、来るたびによくも悪くも垢抜けしてきたと感じられる。
最初に訪れたのは30年近く前のことだが、駅前から武蔵が辻にかけての当時の写真を見ると、いまとまるで別世界である。
古い写真では、大通りに面して間口の狭い町家が軒をならべていたが、いまではマンションが林立している。

金沢全体を見ても、それは言える。
茶屋街をはじめとした一部の地域では、町並みが保存されて観光客がどっと押し寄せているが、それ以外の地域にある町家はどんどんと姿を消しているのだ。
まあ、それに対してとやかく言う筋合いはない。誰だって、住み心地のいい家で暮らしたいだろう。
よそ者としては、ただひたすら、いまある風景を写真にとるのみである。
というわけで、今回はもっぱら街歩きに徹した金沢滞在であった。
(つづく……たぶん)
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