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2007-12-14

やっぱりチンクエチェント

 去年の カラーブリア旅行のブログ でも取り上げたのだが、今回もフィアット500(チンクエチェント)は健在で、あちこちで目にした。

ノートにて

 ほかのクルマには、たとえスーパーカーが来ようとも、カメラを向けようという気は起きないだろうが、なぜかチンクエチェントは写してしまうのだ。
 上の写真は、バロックの町ノートにて。ノートまで行って、わざわざこんな写真を撮ってくる人間も少ないだろう。路地と洗濯物とチンクエチェントの雰囲気がいいと思ってカメラを構えていたら、ちょうど向こうからおじさんがやってきた。これはいいと思っていると、前をご婦人が横切っていった。
 われながら、なかなか気に入っている写真である。

モーディカにて

 下の写真は、4泊もしたモーディカの町。丘上のモーディカ・アルタの中腹あたりに泊まっていた、夕日を浴びるチンクエチェント。
 今回は、たまたま2枚とも同じ色の、たぶん同じ型のようである。
 街中では、オレンジ色や紺色のチンクエチェントも見た。
 新型チンクエチェントも発売されたそうだが、まだまだ旧型は健在である。 

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コメント

新型のチンクェチェントは、単なる愛称のようで、排気量はもっとあるらしいですね。
日本でもまれにチンクェチェントを見ますが、日本の厳しい車検をどうやって通しているのか、さぞかしご苦労があることでしょう。
私もなにしろ免許をもっていないので、車のことはよくわかりませんが……。

チンクエチェント、友人の父親(60台半ば、ナポレターノ)が乗っていたと思われます。隣に乗せてもらって、ナポリの自宅からメルジェリーナの船着場まで送ってもらいました。
車内はすこぶる狭く、走っている間中やかましかった事を思い出していました。父親は寡黙だったので、車がです。
アルファロメオの助手席にも乗りましたが(パレルモで)、どちらかに私が乗るのであれば、迷わずチンクエチェントです。
日本でもセイチェントセッサンタの軽自動車を愛用しています。
車に関心が薄いので良く分かりませんが、イタリア車は扱いづらそうですね。

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  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
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  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
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