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2007-12-16

シチリアのネコ

 そして、いつものとおり、シチリアでもネコを撮った。
 5年前に来たときにも感じたのだが、どうもシチリアのネコは、ほかのイタリアのネコとくらべて警戒心が強いように見える。カラーブリアのネコ なんか、ふてぶてしいくらいのやつも多かったんだけどね。

ラグーザ・イーブラのネコ

 この写真は、ラグーザ・イーブラで出会ったネコ。17世紀の大地震前の路地が残るラグーザ・イーブラは、やはりネコには住みやすいらしく、何匹も見かけることができた。

モーディカのネコ

 これは、モーディカ・バッサで見かけた飼い猫。
 もう少し暖かい時期に行けば、ネコに出会うことも多かったのかもしれないなあ。

シークリのネコ

 そして、シチリアには黒猫の比率が多いように思えた。
 出発前に読んだ新聞記事によると、イタリアでは黒猫は評判が悪くて、心ない人にいじめられているという記事を見かけたのが、それもネコの警戒心が強いことと関係があるのだろうか。

 最後の写真はシークリの町の斜面にある行き止まりの階段で見たネコ。
 この写真だけ見たら、イタリアで撮ったのかどうかわからないね。

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コメント

macoさん、世間は狭いですね (^^;;
地球も狭くなったもんです……というよりも、シラクーザの、しかもオルティージャ島が狭いのかも。

お久しぶりです。
コメント見て反応してしまいました。
私もシラクーザのこのご夫婦の店に行きました。
駄菓子さんもお会いしてたなんて~。
私が行った時に、ちょうどNHKからこれが送られてきたのーと言って、題名と写真を見せてくれました。
帰国してビデオでみましたが、旦那さまは主役でした。
放送後に日本人旅行者が探して、お店まで来たらしいですよ。

minaさん、奇遇ですね!
たぶん、その娘さんでしょう。健康的ですてきな方でした。
で、よくよく思い出すと、私がSiracusaを出発したのは、その結婚式当日の12月3日の朝でした。
前日夜に到着した母娘お二人に出会って、その日の晩飯(結婚式前夜祭?)に合流しそこなったというわけです。

ちなみに、私が泊まった宿(島の東海岸)でも、その新婦のことはよく知られていましたよ。まあ、小さい島ですからね。

「探検世界遺産」の話、見損なってしまいました。再放送を期待することにします。

すっごい偶然ですね。
その母娘の娘さんが花嫁の着付け役。綺麗な方だったでしょ?
披露宴は郊外でしたのですが、二次会はドウモの裏の店で、もう皆ヘロヘロ状態で、そこへ国連の仕事でピョンヤンに住んでるスイス人がバカンスで来ていて、何故か
酔っ払いの我々は、アリランを踊っていました。

当の新郎さん、この前5月3日NHK夜8時からの探検世界遺産で、ほぼ主役で出演されたのですよ。
見られました?

minaさん、はじめまして!
そうそう、その家のネコです。ネコの写真をしつこく撮っていると、おばあさんが家から出てきて「いじめないで!」と怒られてしまいました (^^;;
Modicaで3泊ですか。私も、この町が居心地よかったので、Siracusaの後、最初2泊のつもりが、この近くにある3つ星ホテルに4泊してしまいました。

Siracusaのその結婚式は知っていますよ! 記事を書いたのは12月3日ですが、本文中にあるように、Siracusaに到着したのはストの当日、11月30日でした。
結婚式に出席するという日本人の親子(母娘)の方とも話をしました。そうそう、当の新郎新婦とも、ちょっぴり話しました。
夜、私もせっかくだからと、披露宴(?)のレストランに行くと、なんと満員。一人ぼんやり帰ったのですが、その店にminaさんもいらっしゃったんでしょうか。
究極のニアミス!
Siracusaにはおいしい店もたくさんあるので、ご一緒できたらよかったですね。

はじめまして。偶然ここへ来ました。で、びっくり!!
モディカバッサのこの猫、私も遊んだんですよ。
メインストリートに面した家で、映画のポスターの
張ってあるお婆さんの家。
ちょうど同じ頃です。
私は07年12月3日にsiraacusaで友達の結婚式があり、駄菓子さんは、その日午後にsiracusaに着かれたようですが、ドウモ広場の隣で結婚式してました。
その前にmodicaで3泊、たしかストの日はscicriへ。
お会いしてたら、一緒にごはんでも出来たのにぃ。
私は一人旅だったので。
シチリア大好き好き好きです。
ではでは、また。

あはは~。駄菓子さんの旅ごころに火を点けてしまいましたか(^m^)
「Benvenutiおいでませ☆アブルッツォ」って誘惑されているみたいなサイトですよね。
どうにか無事に辿りつけるよう、祈っていて下さい。せめてスカンノまででも…。

gatticelliさん、困ったサイトを教えてくれましたね (^^;;
あー、行きたくなっちゃうじゃないですか。
これは5年がかりのプランかなあ。
Scannoだけは、ずいぶん有名になってしまったようですね。
ローマからの直行バスもあるとか。女性は今でも黒服姿なんでしょうか。
行ったら、ぜひご報告をお願いします!

駄菓子さん、こんにちは。
アブルッツォの本が見つかったとのこと。パチェントロ、やはり興味ありでしたか。私はここから物色しています。http://www.abruzzoturismo.net/comuni-abruzzo.html
内容はさっぱりわからないけど、写真を見ながら。スカンノとカステルヴェッキオ・スベークゥオ(と読むのかな?)が気になります。スルモーナ~スカンノに滞在して、周辺を日帰りで巡ることができれば…と。

gatticelliさん、本が見つかりました。確かにパチェントロも行きたいと思っていました。
Anversa、Tagliacozzo、Roccascalegna、Villa Santa Mariaという町もよさそうですが、あとの2つは場所を調べてみないとわかりません。ネットで検索すればわかるかもしれませんが。

駄菓子さん。アドバイスありがとうございます!!
やはりラークイラ~スルモーナですか、足の便を考慮すれば。特にスルモーナ周辺、スカンノ、パチェントロあたり。良さげな予感が。更に南下して、ペスココスタンツォも。独特なデザインの街並みに個性がありそう。
早速駄菓子さんのアブルッツォ紀行に、ヒントをいただきます。
トレヴィ♪やはりご存知でしたか。山岳都市・路地・石畳のお好きな方なら。お勧めです。

gatticelliさん、こんばんは
エリチェはいいですね。2000年に行ったのですが、そのときは快晴で、真っ青な空と海がきれいでした。そうそう、石畳も。
トレヴィはまだ行っていないのですが、山岳都市マニアとしては落とせませんよね。
アブルッツォは、ラークイラとスルモーナをベースキャンプにすると、近くにいい町がたくさんあるようです。
私は現地に行ってから、本屋で「アブルッツォ写真集」みたいのを買って検討しました。
いま、その本が見つからず……。
2006年の旅の最後にちょっこっと寄っただけなので、どこがいいというほどわかりませんが……もしそのときのブログが参考になれば幸いです。
現地に行ってみると、意外にバスが走っていたりします。
山岳都市じゃないけど、列車で通過したポーポリは、車窓から見るとまるでアルプスの町のような感じがしました。

ラグーザ滞在の際、こちらにお邪魔したgatticelliです。駄菓子さん、おひさしぶりです。石畳と猫とアランチーニに、たまらず再訪してしまいました。
シチリアなら、エリチェの石畳が最も好きかも知れません。沈黙の街と呼ばれているだけに、猫もたくさん。人も車も少ないので、路地から路地へ悠然と。石畳と黒い猫は絵になりますね。
石畳と言えば、昨年訪れたウンブリア州のトレヴィ。こんな小さな街にこんな多彩なデザインが…と、嬉しい驚きでした。山岳都市なので、車窓からの眺めも。
そしてアランチーノ!貧乏旅行にはありがたいボリュームでした。リコッタチーズのドルチェ、カンノーロも大好きです♪どしどし歩いた後なら、カロリー無視で食べてしまいます(腹もちも抜群だし)。
今は4月のアブルッツオ周遊を企て中です。不便そうな(?)バスの時刻表に苦笑…。笑ってる余裕なんてないくせに。駄菓子さんのブログを参考にさせていただけたら…と。お勧めの街などあれば、よろしくお願いいたしますミ(m__)m

アトムズさん、ikeさん、こんにちは
そうなんですよ。上の写真でも、ネコが左前足を半分浮かせ気味にして、いつでも逃げる態勢をとっているんです。
下の写真でも警戒心がありあり。真ん中のネコは余裕をもっているように見えますが、これ以上近づいたところで逃げられてしまいました。
一番近距離まで近づけたのは、チェファルーのところで出したネコかな。ポジの写真では、もう少し近寄って視線の合った写真を撮ることができました。

昔のヨーロッパでは黒猫が忌み嫌われていた、と聞いたことがあります。そんな中世的なイジメが残っているのがイタリアの暗部なのかも。
猫写真の名手である駄菓子さんが「寄れてない」感じからしても、猫どもの警戒心が読み取れます。

 出ましたね〜。猫シリーズ。シチリアの猫は用心深いですか。猫にもそれぞれの地方で個性があるのですね。まだまだ、続くエピソード、楽しみにしています。

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著書

  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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