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2007-11-24

パレルモ・眺めのいいテラス

 旧市街のビルにあるホテルなんて、古くさくて狭苦しいという印象があったのだが、最近のイタリアはだいぶ事情が変わってきたようだ。

 パレルモのこのホテルは、三つ星ながら部屋は新しく、LAN回線がつながり、フロントの若い人もきびきびして気持ちがいい。
 そして、何よりも朝食会場のこのテラスからの眺めが絶品である。
 難はエレベーターが狭いことだが、それは古い建物ゆえ、しかたがないことだ。

ホテルのテラス

 23日は王宮にツアコン。パラティーナ礼拝堂が修復中だったのは超ショックである。個人的には5年前に見たのだが、あのキンキラキンのモザイクを同行者に見せてあげたかった。まあ、隙間からちょっとは見えたけどね。
 フェデリーコ2世の柩はどこかにしまわれたのか、見当たらなかった。

 王宮ではシチリア在住のおじい・おばあの団体と約30分の王宮内ツアー。
 英語のツアーまでは20分かかるというので、イタリア語のツアーに参加したのだが、さすがにイタリア人に説明するスピードと語彙はキビしい。
 それでも、王宮を出るころには、おじい・おばあたちと親しくなった私たちである。

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イタリアの旅 北から南まで」カテゴリの記事

コメント

あそこが1つ星だったんですね。フロアによっては、その当時の雰囲気を残しているそうですよ (^^;;
満員だと、その部屋になる可能性があるそうです。といっても割安だそうですし、朝食の会場は同じですからね。

そうです。このホテルです。
それにしても、HPをチェックしてかなり驚いてます。
私が知っているアットホームな雰囲気の1ツ星の宿が・・・。

ようやくうちに帰ってきたので、ホテルの名前がわかりました。「ホテル・アンバシャトーリ」でした。
フロアによって設備がかなり違っており、2回目に泊まった部屋はLANがありませんでした。
部屋によっては、浴室・トイレが部屋の外にあるのだそうな。

シチリアで並んだのは、唯一このパラティーナ礼拝堂だけでした。
ただ、頭の中で、パレルモ近郊のモンレアーレのDuomoとの区別が付かないときがあります。ぎんぎんぎらぎら・・・・・。
お泊りになったホテル、テラスと眺望が本当に素敵ですねぇ。
ここもしかして、私がパレルモでお世話になっている宿の、オーナーの長男が経営しているところじゃないかと思うのですが。
1ツ星だったとき、次男の嫁(共同経営)が、この上にテラスを作るのよ~、と嬉しそうに語ってくれたのを覚えています。
ミツ星で、駅からの距離もそのくらいです。
こちらも魅力的なのですが、次も長男のお母様が経営する安宿で泊まるんだろうなぁ。

実は、またパレルモのこのホテルに舞い戻ったのですが、今の部屋にはLANはなく、泣く泣く電話回線でつないでおります。そういえばアトムズさんは電話音声を聞く伝説的機器「カプラー」持参のモバイラーでしたよね。
パラティーナ礼拝堂の件は、本当にがっくりです。まだまだ時間がかかりそうなので、計画を建てている方は注意のほどを。
ホテルは、中央駅からVia Romaを300メートルほどいった右側にある☆☆☆。

駄菓子さん、こんばんは

ええ〜っ!パレルモまで行ってシチリアの至宝パラティーナ礼拝堂が見られないなんてウソ〜!!お察しします…
ホテルのテラス素敵ですね。できればホテルの名前を教えてくださいな。

 駄菓子さん、今年はシチリアですか。きっと懐かしい街が出て来ることと楽しみにしています。カラーブリアに比べるとメジャーだし、アクセスも良いのではないでしょうか。
 シチリアでもLAN回線設置のホテルがあるなんて、イタリアの通信事情も進んでいるのですね。シチリアでは10泊はしたと思いますが、LANがあるホテルなど全くなく、唯一、エンナのアルベルゴ・シチリアがモジュラーのダイヤル回線で繋がりました。あの頃は、まだ、パソコン通信の時代ですから、ダイヤル回線でも問題なかったですが、今は辛いでしょうね。
 私も1月に中部イタリアに行けたら良いなあと思っています。ではでは、Buon Viaggio!

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著書

  • 辞書には載っていない⁉ 日本語[ペンネーム](青春出版社)
  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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