泡瀬への気まぐれバス旅
16日の昼間は、同行の3人がダイビングに出かけたので、のんびりとバス旅を楽しむことにした。
まあ、ホテルか那覇市内の喫茶店で仕事をやるべきなのだが、前日の酒が残っているので、ちょっと気分転換である。

よく考えると、沖縄本島のバス路線は、恐ろしいことに7割がた乗ってしまっている。そこで、今回は未乗路線の1つである東陽バスの泡瀬行きに乗車することにした。泡瀬沖には南西諸島随一の干潟もあるので、それを見たいということもあった。
那覇バスターミナルから約1時間半。あまり観光客やレンタカーの姿を見ない本島東海岸に沿って北上するのだが、肝心の泡瀬付近で海が見えない。しかも、終点の泡瀬営業所は町外れにあった。近くに大きなイオンのショッピングモールはあるのだが……。

そこから約2キロ、遠くに見える市街地に向けて、歩く私であった。持ってきた折り畳み傘が、10分おきに雨傘と日傘に変わるという天気のもと、汗びっしょりになってひたすら歩くしかなかった。途中で、うまい沖縄そば屋をみつけたけどね。
それにしても、地図も持ってきていない無謀な旅ゆえ、結局干潟を目にすることはできなかったが、それでも漁港まではたどりついた。さらに進むと干潟があったらしい。
ふと見ると、港の中で「船こぎ」の練習をしているではないか。最初はハーリー船かと思ったが、ちょっと形が違うので、普通のカヌーかもしれない。

帰りはコザでお気に入りの喫茶店「珈琲美学 やま」で一休みしようとしたら、あいにく日曜日で休み。それにしても、すごいネーミングである。しかも、店は広々とした昔ながらの純喫茶の雰囲気でくつろげる。それでいて、コーヒーがうまいから、コザを訪れるたびに立ち寄っているのだ。
しかたがないので、高速バスで那覇に帰還。
まあ、たいした収穫もない日だったが、これでいいのだ。あてのない散歩だからね。
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なんと16日もニアミスですか。海中道路を通っていらっしゃったんですね。そのあたりの島々は、前回いくつもりだったのですが、二日酔いで断念したという情けないいきさつが……。
次回はぜひ早起きしてぜひ行きたいなあ。村営(いまは市営)のミニバスも走っているようですし。
投稿: 駄菓子 | 2007-09-23 01:10
お近くにいましたね。この日はアタシもコザを抜けて、浜比嘉島、平安座島、伊計島なぞに行ってました。
沖縄は殆ど行き尽くしてらっしゃるようですね。また、楽しい日記お待ちしています。
では・・・
投稿: N店長 | 2007-09-22 11:05