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2007-05-25

奥会津の春・会津宮下の町

 会津宮下の町は、かつては交通の要衝として栄えたのだそうだ。
 確かに、いまでも山の中にしては立派な町並みが続き、商店や職人の店もあちこちに見られる。

宮下の町並み

 会津西方駅から宮下駅までは約2キロ。あまりクルマの通らない国道400号線を歩き、真新しい道路橋を渡り、30分弱でたどりついた。
 30年以上前にも、やはり両駅の間を歩いたが、この橋がかかっていなかったため、ぐるりと大回りをしたような記憶がある。

宮下の町の北東端あたり

 ところで、このあたりの只見線の列車は、日に5往復のみ。それでも、朝ということもあって、1番列車の次は1時間半ほどで次の列車がやってくる。
 その時間を使って、穏やかな天気のなか、隣の駅まで散歩したというわけだ。

会津宮下駅の上り列車

 会津宮下駅ではまず上り列車がやってきた。私の乗る下り列車とのすれ違いのために、ここで20分近く停車する。
 下りホームで待つことしばし、つつじの美しいホームに、会津川口行きのディーゼルカーが入ってきた。

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コメント

キャトレールさん、こんばんは
私がはじめて行った日を調べてみたら、やはり昭和47年の8月でした。
そのときは、会津宮下で引き返したようです。
その次は、小出からはるばる乗ってきて、会津川口でも途中下車しました。
早戸駅は、本当にいいところですね。でも、次の列車まで時間を持て余しそうですが……。
いまでは貨物列車がなくなってしまったので、乗り降りに列車を使っていると、走行写真はなかなか撮れませんね。

昭和47年11月13日。紅葉も見ごろを少々過ぎた頃、初めて只見線に乗車しました。
小出から入って、目的地は早戸です。有名な天狗岩に行くつもりでした。途中、会津川口では、「SLダイヤ情報」(創刊号?表紙が陸羽東線のC58)に載っていないC11312の引く貨物と交換したりして、楽しいディーゼルカーの旅。到着した早戸は、無人でトイレも壊れかけた寂しい駅でした。それでも深い緑色した只見川と赤や黄色に色づいた木々のコントラストが美しかったのを覚えています。どういうわけか第三鉄橋へは向かわず、駅近くでカメラを構えC11199の牽く貨物列車を撮影しました。その後は、川に石を投げて遊び次の列車で帰りました。宮下駅から第三鉄橋まで歩いたのは翌年の初夏で、この頃は、数ヶ月に一度の割合で会津に出かけたものです。
写真を拝見して、当時に戻ったような気持ちになりました。
おそらく、いろいろ変わってしまったんでしょうけれど、、、、。

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著書

  • 辞書には載っていない⁉ 日本語[ペンネーム](青春出版社)
  • 社会人に絶対必要な語彙力が身につく本[ペンネーム](だいわ文庫)
  • 『ようこそシベリア鉄道へ』(天夢人)
  • 『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)
  • 『日本懐かし駅舎大全』(辰巳出版)
  • 『鉄道黄金時代 1970s──ディスカバージャパン・メモリーズ』(日経BP社)
  • 『国鉄風景の30年―写真で比べる昭和と今』(技報堂出版)
  • 『全国フシギ乗り物ツアー』(山海堂)
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