酔っぱらいで「抑止」
週末の夜、山手線で家に帰ろうとしたら、御徒町でストップ。
わが家のある駒込駅付近で、線路内に人が立ち入ったとのこと。私のするどい勘によれば、酔っぱらいに違いない。
田端までの乗客が京浜東北線に乗り換えるなか、ホームに出てぼんやりと復旧を待った。
そこで目に入ったのが、ホーム端に光る「抑止」の表示。ここ何十年も「運転席かぶりつき」なんてやっていなかったから、こんな表示が出るとは知らなかった。
赤信号にすればいいじゃないか……と思ったところで、はたと気がついた。
山手線は全線、車上ATC化されて、信号がなくなったんだっけ。いや、厳密にいえば信号はあるけれど、運転台に制限速度が表示される方式になって、線路脇の色付きの信号がなくなったのであった。
でも、「抑止」とはね。決まった用語だからしょうがないけど、固いことばだよね。
ちなみに、ここに写っている方は知らない人。最初に誤ってストロボをたいてしまったけど、それでも動ぜずに、2枚目に写したこの写真でも堂々と収まってしまった。
念のため、顔をぼかしておきました。
« 『昭和二十年東京地図』 | トップページ | 『がんばれ! 路面電車』の不思議な縁 »
「日々の思い」カテゴリの記事
- 謹賀新年 2023年(2023.01.02)
- 『サンデー毎日』6月7日号に記事掲載(2020.05.27)
- 道路が拡幅されて──『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』から(4)(2019.11.03)
- 宿場町の面影──『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』から(3)(2019.10.26)
- 消えた水辺──『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』から(2)(2019.10.24)
「鉄道、乗り物」カテゴリの記事
- 南チロルからエミリア-ロマーニャへ移動(2023.11.15)
- カルダーロでメンデル峠の長大ケーブルカーに乗車(2023.11.10)
- 本家「チロル」のチロル城を目指して(2023.11.05)
- ボルツァーノの高原を走る軽鉄道(下)(2023.11.03)
- ボルツァーノの高原を走る軽鉄道(上)(2023.11.01)
コメント