酔っぱらいで「抑止」
週末の夜、山手線で家に帰ろうとしたら、御徒町でストップ。
わが家のある駒込駅付近で、線路内に人が立ち入ったとのこと。私のするどい勘によれば、酔っぱらいに違いない。
田端までの乗客が京浜東北線に乗り換えるなか、ホームに出てぼんやりと復旧を待った。
そこで目に入ったのが、ホーム端に光る「抑止」の表示。ここ何十年も「運転席かぶりつき」なんてやっていなかったから、こんな表示が出るとは知らなかった。
赤信号にすればいいじゃないか……と思ったところで、はたと気がついた。
山手線は全線、車上ATC化されて、信号がなくなったんだっけ。いや、厳密にいえば信号はあるけれど、運転台に制限速度が表示される方式になって、線路脇の色付きの信号がなくなったのであった。
でも、「抑止」とはね。決まった用語だからしょうがないけど、固いことばだよね。
ちなみに、ここに写っている方は知らない人。最初に誤ってストロボをたいてしまったけど、それでも動ぜずに、2枚目に写したこの写真でも堂々と収まってしまった。
念のため、顔をぼかしておきました。
« 『昭和二十年東京地図』 | トップページ | 『がんばれ! 路面電車』の不思議な縁 »
「日々の思い」カテゴリの記事
- 『ローカル鉄道と路線バスでめぐる 果てしなきイタリア旅』刊行!(2025.01.29)
- 2025年 明けましておめでとうございます(2025.01.09)
- 高島屋史料館の「ジャッカ・ドフニ」展とゲンダーヌさんの思い出(2024.08.24)
- 『辞書には載っていない!? 日本語』刊行!(2024.06.22)
- 謹賀新年 2023年(2023.01.02)
「鉄道、乗り物」カテゴリの記事
- 台湾鉄道・台東旧駅でありし日を偲ぶ(2025.04.18)
- 台南から特急列車で台東へ(2025.04.06)
- 台湾・高雄をぶらぶら(2025.03.22)
- 台湾鉄道のワンダーランド高雄港駅跡(旧打狗駅故事館)(2025.03.14)
- 高雄・橋頭糖廠の五分車(観光トロッコ列車)(2025.03.11)
コメント