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2006-02-18

チンクエチェントよ永遠に

 イタリア語で「チンクエチェント」といえば、数字の500のこと。
 でも、普通名詞として(ま、ホントは固有名詞だけど)、「あ、チンクエチェントだ!」とか「チンクエチェントがいるぞ」などというときは、フィアット社製の排気量500ccのかわいい車を指すことになっている……はず……だと思う。

セッラ・サンブルーノを走るチンクエチェント

 すでに製造中止になっているが、その人気は抜群で、まだまだイタリア全土でその姿を見ることができる。
 一時は、ずいぶん数が減ったという印象があったのだが、南部をうろうろ旅行していると、よく目にすることができる。

 私自身は車にはさほど興味はないのだが、自分で買って乗るとしたら、フェラーリか昔のアルファロメオのジュリエッタ(あっという間に見なくなった)か、チンクエチェントかな。

シッラの町なかで見たチンクエチェント

 個人的には、その昔、語学学校のうら若き女の先生が乗っていたチンクエチェントが印象的である。
 目が青く、背も高い、北方ヨーロッパ系と見える先生が、授業が終わると、さっそうと……いや、クッと背をかがめて小さな車に乗り込み、エンジンの音は軽やかでなく、バタバタという音を残して去っていく姿はユーモラスだった。

 日本でも、ごくたまに目にすることがあるが、さぞかしメンテナンスは大変だろう。

サン・ソスティのチンクエチェント

 聞くところによると、イタリアではチンクエチェントを「保護」する法律ができたとのこと。
 もちろん、表面上はそんなはっきりと記されているわけではないようだが、誰がどう見てもチンクエチェントの持ち主を優遇するものらしい。
 旧市街の狭い道をちょこまかと走っている姿が、まだまだ見られそうである。

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コメント

イタリアの車を日本で運転している人は、本当に大変だと思います。
……って、私は車のことに疎いのですが、たぶんそうでしょう (^^;;
スバル360は見なくなりましたね。
まだ乗っている人はいるらしいのですが、オート三輪なみの貴重品になったかな。

駄菓子さん。こんにちは。
チンクエチェント、可愛いですよね。
フィアットプントのオーナー・オフに参加した時に、チンクエチェントに乗って来た人がいて、運転させて貰ったことがあります。プントもマニュアル車なのですが、一応、日本仕様になっています。チンクエチェントは左ハンドルの為、ギヤが逆…と言うか、座る場所が逆なので、右手でギヤチェンジしなければならず、なかなか運転が難しかったですが、チンクエチェントを運転出来る機会などそうそうないでしょうから、とても嬉しかったです。昔、日本にもスバル360という似た様な車がありましたが、結構人気がありましたよね。プントも今年の年末で7年になります。乗りやすいのはトヨタだけど、次もやっぱりイタ車に乗りたいなあと思う今日この頃です。

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