富士見町に初詣
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、イタリアから帰りしより、ぼんやりと過ごしてきた私でありますが、年も変わり、ようやく活動をはじめんとしています。
「明けましておめでとう」
柄にもなくかしこまって妻に言うと、間髪を入れずに返ってきた。
「お年玉ちょうだい」
ああ、この頭の回転と図々しさが別の分野で発揮されていれば、もっといい仕事ができただろうに……。
さて、2日はその妻と千代田区富士見町にあるカフェ・ラグタイムに初詣。
私より1歳年上のマスターの、ありがたき"後光"を拝む。
とくに、ここ2、3年、後光に磨きがかかったようで、ありがたさもひとしおである。
ちなみに、この店では、毎週木・金にジャズライブをやっているのだが、私がホームページでそのスケジュールを掲載している関係上、マスターはときに感謝の念を示してくれる。
私はその後光を拝みながら、「今年は、ぜひ形あるもので感謝を示してほしい」と願うことにした。
実は、この店が元旦、2日と開いているのは、近くにある東京大神宮への初詣客をあて込んでのこと。
私たちとしては、ラグタイム初詣で用件は済んでいるのだが、ついでに東京大神宮にも詣でることにした。
午前中は何百メートルもの列ができていたというが、いやはや、寒いのにご苦労様である。
私たちが訪れたときは、もう5時をまわっていたためか、行列は50メートルほどになっていた。
妻は、「ご縁があるように」とかなんとかいって、5円を賽銭箱に投げていた。
いまさら、何のご縁を求めているのだろうか。
私は自営業でもあるし、こちとら江戸っ子である。5円なんてケチなことは言わない。
奮発して大枚100円玉を賽銭箱に放り込んだ。
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