バールは最良の情報源
イタリアに行くと、いつも1日に数回はバールに行くことになる。
コーヒー(もちろんエスプレッソ)が飲みたいときはもちろん、トイレに入りたいとき、水を買いたいとき、バールはなくてはならない存在である。
それに加えて、今回はホテル情報を仕入れるのに役立った。
イタリアのガイドブックにすら載っていない町で泊まるには、やはり地元の情報は役に立つものである。
周囲の人たちが、ああじゃない、こうじゃないと考えてくれるのは、なんともうれしいものだ。
ところで、コーヒー(もちろんエスプレッソ)の値段は、やはり南のほうが安かった。
去年、フィレンツェの市内では、1杯1ユーロなんていう店があった。
席について飲むと倍以上になるので、へたをすると日本の喫茶店より高くなってしまう。
だが、南はだいたいが60チェンテージミ(0.6ユーロ)。日本円で80円くらいか。
これならば、情報提供料も含めて妥当な線……いやかなり割安か。
それにしても、イタリアに行くと、どんな小さな町にも必ずバールがあるのには、いつもながら感心する。
毎日毎日、来る日も来る日も、同じような顔ぶれの親父たちが、同じような時間に顔を合わせて、同じような話をしている(たぶん)んだろうなあ。
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