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2005-01-03

大津波遭遇記1 -はじめに-

 まずは、大津波で亡くなった十数万人の方のご冥福をお祈りします。
 そして、現在では20人だけが確認されていますが、数多くの身元確認ができていない日本人の被害者のご冥福を祈るとともに、ご家族にお悔やみを申し上げます。

 実は、12月26日当日、タイの海にいた私の妻と知人のM嬢も、危うく被害者のリストに加わるところでした。
 二人がダイビングを目的に宿泊していたのは、プーケットから車で2時間ほど北にあるカオラックという町。この町は、今回の大津波でほぼ壊滅してしまいました。
 二人が運よく生き残ったのは、津波襲来の数十分ほど前にボートに乗り、沖に出ていたからにほかなりません。さもなくば、十中八九、津波に巻き込まれていたでしょう。

津波襲来翌日のカオラックの港
  津波襲来翌日(27日)午後2時ごろ(現地時間)のカオラックの港

 日本に帰ってきた妻からは、いくつか興味深い話を聞くことができました。
 そこで、これから何回かに分けて、妻たちが運よく生きて帰ってこられた顛末と、現地での状況や伝聞を、聞き書きの形で紹介しようと思います。
 もっとも、彼女たちは洋上にいたために、津波が海岸に押し寄せた瞬間を見たわけではありません。その点、「大津波遭遇記」というのは、題名に偽りありではなないかと批判を受けるかもしれません。
 それでも、洋上で津波らしきものに出会ったときの様子や、その後の現地の雰囲気はお伝えできるかと思います。
 それによって、日本での報道との温度差を埋めることができ、今後の災害対策について何らかの参考になることができれば幸いです

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スマトラ地震大津波(2004年)遭遇記」カテゴリの記事

コメント

HOOPさん、紹介していただきありがとうございます。
このところ、当ブログのアクセス数が急激に増えてビ
ックリしています。
これが、もっと楽しい話題ならばいいのですが……。
実は、私自身は潜らないのですが、妻はかなりのダイビン
グ歴で、いろいろな話を聞かされています。
なるべく早く続きを書きますので、今後ともよろしくお願
いいたします。

当方のブログで紹介させていただきました。
私もかつてダイビングをよく楽しみ、今でも潜っている友人をたくさん知っています。ダイコンの警告音だらけという状況は、想像するだけで身震いします。続編をお待ちしております。

すいません、当初、写真のコメントに「午後4時ごろ」
と書きましたが、これは日本時間でした。
正確には「午後2時ごろ(現地時間)」の誤りでした。
訂正します。

お友達が無事帰国したとのことで、何よりです。
タイの海岸でも、日本人は津波の怖さを知ってい
るので、どの国の人よりも逃げ足は早かったよう
ですね。
それにしても、スリランカやインドは、地震も感
じず、引き潮もなく、いきなり大津波がきたそう
ですから、これではどうしようもないですね。

そうですね。
波打ち際でのんびりしていた欧州人、
それから津波を珍しがって浜辺にいた現地人。
そういう人たちが
多く犠牲になっているようです。
安否の気遣われた友人は無事に帰国したようです!

あくせく沖や山に出かける日本人と違って、ヨーロッパ人は波打ち際でのんびりしていた人が多いようなので、被害者が多いようですね。
スリランカに行っているご友人が心配ですね。
島の中央部に点在する観光地に行っていれば安全なのですが……。

イタリアからも
インド洋周辺諸国に出かけていた人が
かなりいたそうで、
連日様々な報道が繰り返されています。
奥様ご無事に帰国ということで何よりです。
私の友人は年末から
スリランカに行っている予定なのですが、
いまだ音沙汰なしで心配です。
なかなか報道だけではわからない実情を
お聞かせ下さい。

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