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2004-10-12

ローマ・テルミニ駅での決断

 10日朝、サレルノから特急に乗ってローマ・テルミニ駅へ。長いホームをはるばる歩いて空港直通列車に乗る。
 特急列車が遅れたので乗り換えはギリギリ。最後は、ドイツかオランダ人かのうら若い女性の助けを得て、閉まりかけた扉を押さえ、無事に妻を列車に乗り込ませた(よい子は真似をしないように)。
 空席を探して座ると、たまたま正面が日本人。いや、華僑の5代目という黄さんであった。年格好も近いので話も盛り上がり、数十分の乗車時間はあっという間に過ぎてしまった。

 さて、妻を見送ったら、あとはマルケ、アブルッツォあたりのシブい都市を巡るつもりだった。というのも、カストロヴィッラリからディアマンテまでのバスで、もうカラーブリアに満腹したように感じたからだ。

 だが、しかし! ローマのどんよりした空で決心は揺らいだ。さらに、空港の高くてマズいパニーノを食べて心はさらに動いた。
「あの日射しをまた浴びたい! ウマくて安いメシを食いたい!」

 そこで、妻を見送ったあとで、いったん国内線の乗り場まで向かった。しかし、予算の関係で飛行機の利用はあきらめた。決心がつきかねていたことも理由の一つである。
 最終決断は、ローマ・テルミニ駅にもどる列車の中で下すことにした。意外に優柔不断なところもある私なのである。
ローマ・テルミニ駅の広告


 ローマ・テルミニ駅にもどると、なんと雨が降ってきたではないか。これで決定!
 ちょっと高いけど、全車1等のレッジョ・ディ・カラーブリア行きの特急が40分後に出るので、これを予約した。
 列車を待っているときに、ふと後ろを見ると、カラーブリア観光の看板が! まるで私の再出発(?)を祝っているかのようであった。

 列車が終点のレッジョ・ディ・カラーブリア中央駅に着くのは夜8時過ぎ。時間はかかったが、沿線の車窓を見ながら、このあとに訪問をするべき都市の目星がつけられるという点では、飛行機にまさった(負け惜しみ)。

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